2021/02/09
重度の歯周病も条件を整えることで
歯周組織再生療法を行うことができます
初診時は排膿・出血がひどく
ご本人も非常にそれを気にしていらっしゃいました
下記の写真は本日術前の口腔内写真です
初診時に比べ炎症もおさまり,プラークコントロールレコードも
非常に頑張っていただけて,15%前後まで低下しました
切開は歯間乳頭を可能な限り温存するため,眼科用のメスを用い
丁寧に剥離,汚染物質の除去を行います
その後,再生療法材料を塗布・重度の骨欠損部位は合わせて骨補填材の充填も行いたしました
6-0モノクリル縫合糸にて丁寧に縫合をおこない,
プロビジョナルを装着し,可能な限り再生療法を行った部分に
咬合力がかからないように処置し,終了となります
矯正治療もあり,治療が終了するまでにしばらくかかりますが
お付き合いいただければと思います
本日はT様お疲れさまでした!