2015/05/28
先日、上野公園内の国立博物館で催されている大アマゾン展に行ってきました。
人間とサルの歯の本数は同じなのですが、面白いことが知れたのでお話ししたいと思います。
この展示会はアマゾンに住む昆虫から鳥類、哺乳類、海洋生物まで、さまざまな生き物が展示されていてとても見ごたえがありました。
その中に、サルの骨格があったので紹介したいと思います。
前回もお伝えしましたが、ヒトの口の中には32本に歯が生えます。
サルの同じで32本の歯が生えるのですがアマゾンのサルには
小臼歯が3本!
大臼歯が3本!
計36本の歯があるそうです!!
太古の昔、サルは36本歯があったそうですが、現代はヒトと同じ32本です。
でも一部で、例外的に太古のまま残っているのが
アマゾンに住むサル。
だけのようです。
歯数が減る理由に
あごが小さくなって、歯が生えるスペースがなくなったことで退化するといわれていますが
現代ではアマゾンに住むサルだけが太古から変わらず36本の歯をもっていることが不思議です。
来月の6月4日から7日は歯と口の健康週間です。
お口の健康を考える機会になればとメディアでも取り上げられますが
6月7日、上野動物園内では歯と口の健康に関するイベントが行われます。
デンタルショーやセルフケアグッズがもらえるスタンプラリー、各ブースでも催しがありますし
歯科衛生士の学生が虫歯の原因と予防について手作りの紙芝居でお子さんに教えてくれるイベントもあります。
興味がわいた方はホームページをご覧ください。
歯科衛生士 向田