2017/07/01
みなさん、こんにちは。
先日、第三回GPアカデミー実習を行いました。
今回の実習では「メタルインレー窩洞形成」を行いました。
平たくいうと主に保険領域で行う”歯の詰め物”を作成するための窩洞形成(歯を詰め物が入る形に削ること)です。
今回は特に歯と歯の間の面の虫歯である、「隣接面う蝕」を想定した窩洞形成を中心に行いました。
専門的な形成のポイントは色々ありますが、隣の歯を削ってしまわないこと、詰め物がちゃんと入るように外開きにする(アンダーカット、引っかかりを作らない)ということ等は言うまでもなく重要なことです。
今回は1本の窩洞形成にどのくらい時間がかかっているのか計測をしたり、途中で各々のドクターの形成を全員で確認し、ディスカッションを行うなどしました。
このような実習を行う事で普段当たり前のように行っている基本処置を見直すよい機会になり、基本の大切さを再認識させられます。
次回はセラミックインレー、ゴールドインレー窩洞形成の実習を予定しています。どうぞご期待ください。
歯科医師 正島