2018/08/06
つい先日に、テレビ番組『ザ!世界仰天ニュース』を見て
私自身もびっくりしました。
目の治療に歯を使うなんて!
これはスティーブンス・ジョンソン症候群(SJS)と
診断された患者さんへ行った手術例です。
突発的に皮膚、粘膜、眼が火傷状態となる重症型副作用です。
解熱鎮痛剤、抗生物質、市販の風邪薬等ごく一般に使用している薬が
原因となると言われております。
全身のかゆみと伴に唇や口腔粘膜がただれ、
眼の充血が顕著に現れます。涙腺も障害を受けるためドライアイになり、
徐々に角膜が障害され視力を失っていきます。
『歯根部利用人工角膜』とは、、、
犬歯を周囲の骨ごと取り出し,薄く形を整えたのち
穴を空けてそこに光学レンズをはめ込む手法です。
この手法ではレンズをはめた歯は患者様の頬、または
肩の皮下に移植され歯とレンズがしっかり結合するまで2か月間
放置します。こうして出来上がった人口角膜に細かい処置を施したあとに
目の中心に移植されます。
考えただけでも非常に複雑なこのような手術を日本で初めて近畿大学の
眼科と口腔外科の合同チームで行い成功したそうです。
術後1ヶ月で視力は1.2まで回復したそうです。
歯がこんなにも1人の人生を明るく出来るなんて
すごい事だなと感じました。
夏も本番です。
先日お休みの日に、千葉の森谷海岸海水浴場に
行って来ました。
晴天の時の海の綺麗さにびっくりしました。
水の透明度抜群です。
まだまだ暑い日続きますので、是非行ってみて下さい!(^^)!
そして暑さ対策しっかりして、暑い夏をのり切って下さい。
かなもり歯科クリニックは
お盆中も診療いたします!(^^)!
歯科助手 鶴見