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第21回院内実習


みなさんこんにちは!長雨の続く毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか?
気圧の変化も大きいこの時期は体調を崩してしまいがちです くれぐれもお体にお気をつけください

 

さて、今回の院内実習の内容は”歯肉弁根尖側移動術”についてでした

 

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この歯周外科処置は主に歯根の深い部分まで進行した重度の虫歯や、被せものをするのに十分な高さのない短い支台歯に対して、歯の高さ(臨床的歯冠長)を確保する目的で行われることがあります

 

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今回の実習では前歯に対して根尖側移動術を行いました 奥歯への同処置に比べ、より審美的な改善を考慮する必要があります

 

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具体的には前歯部全体の歯肉のラインを合わせるように切開を行ったり、歯肉マージンの最凸部である”ゼニス”を考慮した骨の切除や整形が必要となります

 

審美的な被せものを前歯に製作する場合には、仮歯のガイドを作成し、それを参考にしながら切開や骨外科処置を行う場合もあります

 

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今回使用した実習用模型は実際の歯肉に非常に近く作られており、臨床をイメージしやすく大変勉強になりました

 

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実際に実習を行ってみて、やはり前歯へ歯肉弁根尖側移動術を行う際は、より綿密な診断と治療計画および外科手技の正確さが要求されると痛感しました

 

今回の実習を踏まえ、より高精度な治療を皆様に提供できるよう今後も研鑽を積んでいきたいと思います!!

 

歯科医師 正島