大切な歯を残す。品川区・大田区(東京)の歯科・インプラント・歯周病なら当院へ

第31回院内実習


みなさんこんにちは!!長い梅雨とコロナウイルスの継続的な蔓延でどうしても気が塞いでしまいますよね、、、

 

本来なら今頃は東京五輪も開催され、東京はもっと賑わっていたはずですが来年にはきっと開催出来ることを信じて今は耐え凌いでいきましょう!!

 

今回の実習報告、内容は「口腔インプラント の基本」(ドリリング)についてです

 

 

みなさんはインプラント 治療がどの様なものかご存知でしょうか?「名前は聞いたことあるけれどあまりよくわからない」「何となく怖い、高額なイメージがある」そのような方が多いのではないでしょうか?

 

インプラント(歯科で用いるものは正式には口腔または歯科インプラントと呼びます)は歯を失った部位(骨)に対して人工歯根(インプラント体)を埋め込み、それを土台として人工歯(上部構造)を取り付けて口腔機能の回復(噛めるようにする)を目的とした治療法です

 

 

インプラント体の埋入には外科手術が必要であり、自由診療のため高額になってしまうなどのデメリットもありますが、残っている歯への負担が少なく、入れ歯やブリッジなどの他の手段に比べ快適性や審美性も高いため現在では多くの方が選択される治療法になっています

 

インプラントの具体的な治療の流れや細かい特徴については、当院ホームページ「診療科目と料金」内の「インプラント」のページを是非ご覧ください

 

今回の実習ではインプラント体を埋入するための穴(埋入窩)を形成する実習を主に行なっていきました

 

 

 

 

自習内容自体は顎の模型にドリリングを行うという一見単純なものに見えるかもしれません(写真だけ見ると少々地味ですね、、(^^; )

 

しかし、実際は埋入部位をどこに設定するかCT上で綿密に分析、ミリ単位で設定をし、その設定した部位にピンポイントで埋入しなければなりません

 

 

また埋入深度や傾斜、残存歯やインプラント間の距離が適切になるよう考慮し、ドリリングにおいても骨にダメージを与えないように回転速度やトルクに注意するなど実に多くのことを考え、注意しながら形成する必要があります

 

 

次回は上顎の骨が薄い部位にインプラントを埋入するための応用テクニックである「サイナスリフト」の実習報告を予定しています

 

インプラントにご興味のある方は是非ご覧ください!お楽しみに!!

 

歯科医師 正島