2020/09/23
こんにちは!
暑さが落ち着いて過ごしやすくなってきましたね!
皆さまは日頃の歯磨きをする時に舌みがきはされていますか?
時々、口臭が気になるという時があるかと思いますが、健康な方の場合、主な口臭の原因は『舌苔』といわれています。この「舌苔」とは、細菌や食べかすなどが舌の表面に付着してできた白い苔状の塊です。
舌苔ができる主な原因は以下のものです。
・口の中がキレイに清掃できていない
舌苔は、細菌や食べかすが舌の表面についたものなので、口の中がキレイに清掃できていないと舌苔がつきやすくなります。
・唾液分泌の減少
唾液には汚れや細菌を洗い流したり、細菌が増殖するのを抑える働きがあります。そのため唾液の分泌が減少すると舌苔がつきやすくなります。唾液分泌が減少する要因は、薬の服用や病気、噛む筋肉の衰え、ストレス、食生活などいろいろあります。
・口呼吸をしている
鼻で呼吸をせずに口ばかりで呼吸をしていると、口の中が乾いて唾液の循環が滞り、舌苔がつきやすくなります。
舌苔の除去は口臭予防に効果的なので、舌みがきをすることをオススメします。
舌みがきでは、舌ブラシまたはハブラシを使用することが一般的です。
舌みがきをする際にいくつかのポイントがあります。
・強く磨きすぎない
舌はとてもデリケートです。傷つけないように優しく磨いてあげましょう。
・舌の奥から手前に動かす
舌苔は舌の奥の方につきやすいです。往復させて動かすとせっかく前にかきだした舌苔をまた奥に送ってしまい、喉の方へ舌苔の細菌を送り出してしまうことになってしまいます。
・ガーゼを使用する
嘔吐反射が強く、舌ブラシ、歯ブラシで磨くことが難しい場合はガーゼを使用して優しく舌苔を取り除くことをオススメします。意外とガーゼを使用することで嘔吐反射が起きづらくなります。
上記のポイントを抑えて舌みがきをして、口臭予防をしていきましょう!
ご質問等がありましたいつでもスタッフに聞いてください!
歯科衛生士 山口