2021/04/01
春爛漫ですでに初夏の兆しも感じ始める今日この頃みなさんいかがお過ごしでしょうか
本日は先日行った院内勉強会の様子をご報告したします
この日は当院で最も頻度の高い歯周外科である
歯肉弁根尖側移動術(APF:Apically Positioned Flap)の
目的やエビデンス、症例について発表を行いました
APFは
・歯肉縁下カリエス(歯茎の下に広がった虫歯)の処置
・歯冠長延長(見た目の改善・かぶせ物の高さを確保してかぶせ物を取れにくくする)
などの目的があり、歯の延命と保存を行うことが出来ます
(今回もソーシャルディスタンスに配慮し各チェアでスライドを観る形式で行っています)
APFに関係する論文は多くありますが、実際のオペの際に考慮する点、
各ステップの疑問点などをクリアにするエビデンスの紹介を行いました
また、今回の発表担当である林が、実際の症例報告と経過について発表を行いました
歯周外科手術と聞くと、しり込みしてしまう患者さんも多いと思いますが、
虫歯が進行しすぎて抜歯も視野に入るような歯も救えるとても有効な手段です
詳細や症例はホームページにもありますので是非参考になさってください
歯科医師 林