歯医者さんの定期検診はなぜ必要なの?

かなもり歯科クリニック 医院ブログ

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歯医者さんの定期検診はなぜ必要なの?




皆さんは歯の定期検診に行かれていますか?



品川区の歯医者 かなもり歯科クリニック歯科助手 西山です。


皆さんはどのくらいの頻度で歯医者さんでの検診に行っていますか?


『歯医者』は歯が痛くなったり、歯茎から出血があったり、虫歯の処置・歯並びの状態で矯正の処置など「治療」を行う場所と考えている方も少なくないのではないでしょうか。

近年では歯に痛みがなく、特に気になるお口トラブルがなくとも歯医者さんで定期的に検診を受ける、「予防」を行うことが健康な歯を保つ為の重要な役割があるとされています。

日本医師会の調査でも、10~70代の男女1000人の約半数が1年以内に歯科検診を受けられていることが報告されています。


では検診を継続して受けるメリットとはどんな事があるでしょうか?


定期検診を行うメリット


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メリット1 虫歯や歯周病を早期発見できる


放置してしまうと嚙み合わせの崩壊に繋がるような虫歯や歯周病を早期発見できることは、とても大事なことです。

虫歯であれば、黒くなっていたり、痛みが出てきたりなどの症状。
歯周病であれば、歯磨きの時に出血をしていたり、歯茎に炎症があり痛みがあるなどの症状。

これらの症状が気になるようになりやっと歯医者さんへ行くという方は少なくないのではないでしょうか?

お口の中のトラブルは、自覚症状があるまでの間進行し続けています。

痛みや出血が出るまで放置し進行させてしまうと、
最悪の場合神経を取ったり、進行の度合いによっては抜歯という形なるケースも少なくありません。

歯周病であれば、気づいたときには歯がグラグラしているケースもあるため、
自覚する頃には、治療にかなり時間がかかる状態になっているかもしれません。


検診を定期的に行い早期発見することで、そうしたリスクを大幅に軽減することもできるだけでなく、万が一虫歯や歯周病が見つかった場合にも、大きく歯を削らずに済理んだり、簡単な処置で炎症を抑えることができます。


当院では定期検診時に必ず歯周病の検査を行わせていただき、必要があればレントゲン撮影も行わせていただいております。


メリット2 セルフケアでは落とせないプラークや歯石を除去できる


まず、プラーク(歯垢)というのは細菌と代謝物の塊です。
歯の表面に白色や黄白色で付着しているネバネバした物質です。

白色や黄白色であることから目でみてもわかりづらいです。

歯医者 北品川 歯周病




プラークはネバネバとした粘着性が強いため、歯の表面にしっかりと付着し、強くうがいをしてもなかなか取ることができません。


そして歯石というのは、プラーク(歯垢)が石灰化して固くなったものをいいます。

歯垢を最低でも2日放置すると歯石になると言われています。
そのため、歯ブラシが届きにくい「歯と歯茎の境目」や「歯と歯の間」にできやすく、
一旦歯に付いてしまうと歯ブラシなどでは落とすことができない為、
歯医者さんでしか落とせなくなってしまいます。

歯垢を溜めない為に実践して頂きたいのは毎日のセルフケアです。
歯ブラシで丁寧にブラッシングをし、フロスや洗口剤を使用して歯ブラシが届きにくい部分を除去することも大事です。

ですが残念ながら、どんなに日々のセルフケアを気を付けていても取り切れない歯垢はあります。
ブラッシングには、どうしてもその人の磨き方の癖が出ますので、磨き残しが起こりやすい歯の位置、磨くのが苦手な場所が現れてくるのです。


そんな磨き方の癖を指摘し、正しいブラッシング方法を指導してもらえるのも定期健診のメリットです。

メリット3 詰め物や被せものの異常に対しての早期発見ができる


虫歯治療により、虫歯も削って、悪いところも取り、きちんと被せ物を作って装着したのでこれで歯医者さんに行かなくて平気!と思われる方は多いかと思います。


治療をし、被せ物や詰め物をしたからといって、今後その歯が生きていく上で一生虫歯にならないというわけではありません。


被せ物や詰め物は、時間とともに劣化します。
毎日きちんと歯磨きをしているつもりでも、年齢とともに歯茎は下がる為、歯間との間に隙間が生じ、そこをしっかりと磨かなければ菌が入り込み、再度虫歯が再発してしまう恐れがあります。

定期的に検診を受けていればそういった異常を早期に発見し、対処することができます。

また新たに治療や被せ物の再製作を行わずに済むのです。


実際に何年か前に治療をし、被せ物まで行って治療が終了していた患者様が検診を受けておらず、せっかく治療で残せた歯を失ってしまっていた患者様もいらっしゃいました。

せっかく時間や治療費をかけて行った歯を失ってしまうのはとても残念なことです。


そうなってしまう前に検診でしっかりケアと予防、そして早期発見で歯を残せるようにようにしていくことが大事です。

もちろん検診時に気になるところに関してはレントゲン撮影を行い、ドクターの拝見を行います。


定期検診を行っていく頻度はどのくらい?


当院は4か月に1回の定期検診をおすすめしています。

口腔内の菌が元に戻ると言われている期間が大体4か月と言われています。


当院は毎回の検診で歯周病の検査を再度行わせていただき、お口の中の写真を撮らせていただきます。必要な箇所はレントゲン撮影も行います。

初回は検査を行い、
歯周病の数値や口腔内の状況によって次回からの治療内容を決めていきます。

治療やクリーニング、歯石除去を行ったらまた定期検診に来ていただきます。


当院では定期検診の内容を保険と自由診療の2種類でご用意させていただいております。

保険での定期検診では、初回に歯周病の検査を行い大きな問題が見つからない場合は上の歯の歯石取りを同日に行い、2回目のご来院で下の歯の歯石取りを行い終了になります。

最低で2回の通院となりますが、あくまでこれは口腔内に問題がない場合となりますので、治療は必要な箇所が見つかれば治療を別日で進めます。


自由診療での定期検診では、保険の内容を1度に行うことができ、かつ当院で自由診療のクリーニングを選択された方のみに使用しているエアフローという高機能の機械を使って施術を行っていきます。



エアフローは患者様のお好みに合わせて、水の量や水の温度まで調整可能な為、
患者様からもお喜びの声をいただくことが多いです。


詳しくはこちらのリンクを参考にしてみてくださいね。




最後に、、


今回は歯の定期検診のメリット、そして通う頻度お話ししましたなどお話ししました。

歯の定期検診は、歯周病や虫歯などの歯のトラブルを防ぐほかに、
トラブルが起こっている場合も早期に発見して素早く治療を行うことができる!
これが大きなメリットです。

早期発見・早期治療は歯の健康を長く保つうえでもとても重要で、
治療期間も短くなる為患者様の負担も軽減されます。


歯周病は様々な病気のリスクを上げる原因にもなります。

「4か月に1回も、、、」と思われがちな歯科ですが、その4か月で将来の自分自身の健康やお食事に大きく影響してくる前に検診を受けましょう!



私たちは、歯周病専門のクリニックとして、虫歯治療から噛み合わせまで、
患者さまの一人ひとりに合わせたトータルな治療をご提案し、
患者様の満足を第一に、最後まで治療します。

初診のお申込みは、24時間WEBから可能です。
皆様のご来院を心からお待ちしております。

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