2024/12/19
症例概要
年齢・性別 30代男性
主訴 歯石をとりたい
診断名 中等度歯周病
歯周病についてはこちらから
初診時口腔内写真
デンタル14枚法を撮影し、骨の下がり具合や歯石の付き具合を確認します。
黄色く囲っている場所は歯石です。
デンタル14枚法
歯周病検査の結果
数字が書いてあるのは歯周ポケットの数値です。これが4mm以上は歯周病とします。
この方は最大で10mmありました。
赤くなっている部分は出血がみられる場所であり、炎症が進んで歯周組織が破壊されている部分とも言えます。
全顎的にも4mm以上あり、かなり深い歯周ポケットと言えます。
治療について
治療回数 / 歯石取り6回 虫歯治療4回 親知らず抜歯3回
治療費 / 歯石除去・保険治療費 約10000~円
デンタル14枚法 税抜6000円
自由診療のメインテナンス税抜14300円
治療のリスク / 知覚過敏・歯肉退縮・親知らず抜歯による咬合の変化
歯石除去前後の下顎前歯部舌側の口腔内写真・レントゲン
歯茎の中までついてしまった歯石を局所麻酔下のもと除去していきました。
メインテナンス移行時の口腔内写真・パノラマ写真
歯石がなくなり、歯茎は腫れも収まり健康的な色へと変化しました。
ずれていた噛み合わせも、親知らず抜歯により正常に戻りました。
歯周病検査の結果
初診時よりも歯周ポケットが改善しています。
ポケットが4mm以上残っている場所は経過観察をし、そこの部分の歯磨きは患者様ご自身で特に気を付けて磨いてもらうように指導をします。
歯科医師・歯科衛生士が汚れを取っても患者様ご自身のケアが行き届いていないと再度歯周ポケットを作ってしまいます。歯周病は定期検診を継続的にすることで早期発見・予防につながります。
定期検診の必要性についてはこちらから
歯周病でお悩みの方へ
歯周病の治療は正しい専門の知識を持っている歯科医師・衛生士でないと歯や歯茎を傷付けてしまったりするような、実は非常にデリケートな治療です。
当院の院長は、日本歯周病学会が歯周病治療の知識や経験を認めた歯周病専門医・指導医です。
「歯周病治療の標準的な知識を持ち、適切な治療が行える歯科医師であること」を認定された歯科医師のもとで、安心して歯周病の治療や予防をお受けいただければと思います。
当院のクレド
私たちは、歯周病専門のクリニックとして虫歯治療から噛み合わせまで、
患者さま一人ひとりに合わせたトータルな治療をご提案し、
患者様の満足を第一に最後まで治療します。
初診のお申し込みは、24時間WEBから可能です。 皆様のご来院を心からお待ちしております。
https://www.kanamorisika.com/yoyaku24h/
痛くない!でも歯がグラグラするのは歯周病?
記事はありません