大切な歯を残す。品川区・大田区(東京)の歯科・インプラント・歯周病なら当院へ

自分の歯を残したい・神経を抜きたくない方へ MTA直接覆髄法+ダイレクトボンディング


入り口はちいさいけれど中で大きくなっている虫歯です

 

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削ってみなければどこまで虫歯が進行しているか
レントゲンでも判断しにくい場合があります

 

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青く染め出されているところが虫歯の部分になります
ここまで大きくなっている虫歯の場合
すべて虫歯を除去すると神経まで達する可能性があります

 

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神経が露出してしまいました
神経が露出する可能性があったため
事前にラバーダムをかけて唾液にまみれないように処置を行っております

 

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この状況でMTAという素材で神経の露出した部分を
覆うことにより神経をすべて取ることなく温存できる可能性があります
成功率は80-85%前後ですが神経をすべて取ることによるデメリットを考慮すると
非常に有益な治療法と我々は考えております

 

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最後はダイレクトボンディングで修復し
治療終了です

 

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一日の来院で終了できるのも大きなメリットです
お気軽にご相談ください


自分の歯を残したい・神経を抜きたくない方へ 歯冠長延長術 クラウンレングスニング 歯周外科手術 について


神経の治療を行った歯は
歯冠の高さが全くなくなってしまっている場合があります

 

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原因としては
①もともと神経を抜く前から高さがなかった
②神経の治療をしている間に処置している歯が移動してしまった
③上の歯が伸びてきてスペースがなくなってしまった
などが考えられます

 

この状態のまま被せものを行うと
①高さがないのでかぶせものが取れやすい
②かぶせることができたとしても噛み合わせの面が平らになり咀嚼効率がわるい
③かぶせものが高くなってしまい歯根が折れるあるいは顎関節に負担が生じる
などが考えられます

 

この場合
歯冠長延長術を行い歯肉の位置を下げることで
歯の高さを回復して適切なかぶせものを行うことができる条件を整えます

 

術直後 当日の口腔内写真です

 

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術前術後の口腔内写真です

 

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この程度歯肉の位置を下げることで適切なかぶせものを行うことができます
かぶせものがよく取れる・歯根が折れるなどを経験された方は
歯の高さがなくなってしまっている場合があります
お気軽にご相談ください


食事のとき違和感が消えない 精密根管治療 根管内破折器具除去


神経を抜いたはずなのに食事のとき,かんだときの痛みが消えない
頭を揺らすと歯が痛い気がするなどの症状は根尖病変が原因で
神経の治療が必要な場合があります

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歯科用顕微鏡・マイクロスコープを用いた
上顎左側第二大臼歯破折器具除去を伴う感染根管処置の処置動画です

 

精密根管治療 根管内破折器具除去

 

根尖病変が上顎左側第二大臼歯に確認できます
ピンク色の枠の部分です

 

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この病変を治療するためには唾液の入らない環境をつくり
過去に詰められた根管内の根管充填剤・異物などを除去し
根管内の洗浄を行う必要があります

 

根管内から除去した異物です

 

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除去後のレントゲン写真です

 

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レントゲン写真の比較です
異物が除去され適切に根管充填が行われているのがわかります

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かんだときの違和感も消え,その他の症状も改善されました
歯根が割れていなければ再度,根管治療を行うことで
抜歯を避けることも可能となります

 

ご相談いただければと思います


公益社団法人日本口腔インプラント学会 第39回関東・甲信越支部学術大会


2020年2月15,16日 新潟朱鷺メッセにて行われました
公益社団法人日本口腔インプラント学会 第39回関東・甲信越支部学術大会にて

 

ストリップテクニックによる遊離歯肉移植術を併用した1症例
:Visual Analogue Scaleによる術後疼痛評

 

という演題でポスター発表をさせていただきました

 

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術前

 

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術後

 

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発表に際し,快く同意いただけました患者様
本当にありがとうございました

 

さらなる研鑽を積んでいきたいと思っております
ご指導ご鞭撻いただけました諸先生方,当院スタッフに感謝したいと思います
ありがとうございました


第62回秋季日本歯周病学会学術大会にて発表


10月26日北九州で開催された
第62回秋季日本歯周病学会学術大会にて
「遊離歯肉移植術を行った一症例」
としてポスター発表をさせていただきました

 

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様々なご意見・ご質問をいただけ非常に充実した発表になりました
さらなる臨床に生かしていきたいと思います

 

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発表に当たり尽力してくれた当院スタッフ 林先生,正島先生
力強い応援をしてくれた家族に感謝したいと思います

 

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これからも医療法人社団KDC かなもり歯科クリニックは
スタッフ一同研鑽を積んでいく所存でおります
これからもご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします


当院のフッ素に関する考え方


当院のフッ素に関する考え方をご説明させていただきます

 

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上記の観点からもフッ素は齲蝕予防に効果的であると考えております

 

文献は様々ありますが

 

WHO Technical Report No.846, 1994 によると
1,000ppm 以上のフッ化物イオン濃度では,500ppm
高くなるごとに 6%のう蝕予防効果の上昇がみられる
とあり

 

また2017 年 3 月には,フッ化物の効能がみとめられ
フッ化物配合歯磨剤のフッ化物イオン濃度の上限を
1,000ppm→1,500ppm とする高濃度フッ化物配合歯磨剤の医薬部外品として
の市販が,厚生労働省により新たに認められています

 

当院ではブラッシング,フロス,歯間ブラシによる,歯垢の機械的清掃が効果的に
行われたあとにフッ素を効果的に作用させるという観点から,
フッ化物配合歯磨剤に含まれるフッ素に頼るのではなく
フッ素含嗽剤(ミラノール)によるうがいをおすすめしております

 

当院でフッ素(ミラノール)のうがいをおすすめしているのは
以下にあてはまる患者様です

 

①10本以上修復された経験がある
②下顎前歯が虫歯になった経験がある
③歯肉が下がり象牙質の露出・知覚過敏が見られる
④唾液の量や質が下がり二次齲蝕のリスクが高い
⑤虫歯リスクの高い小児

 

どのような有益な薬でもすべての患者様におすすめできる
ものはないと考え,リスクのない患者様にはご説明をすることはありません

 

治療が終わった状態の長期安定性のためには
可能な限り虫歯のリスクを回避する必要があるため
このような指導をさせていただいております

 

当院でフッ素の含嗽剤としておすすめしているミラノールは以下のような薬剤です

 

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当院での購入を希望の場合
口腔内のリスク判定により使用方法が異なるため
検診後の購入となります

 

ご理解のほどよろしくお願いたします


彎曲根管 破折片除去 精密根管治療


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噛んだ時の違和感が消えず
歯根の先に病変があり他院にて抜歯と診断された歯の治療です

 

治療を行うためには根管内に残っている異物を
除去する必要があります

 

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すべてが除去できるわけではありませんが
多くは治療が可能です

 


ちょっとした異変 精密根管治療


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根尖病変のCT画像です
さぞかし口の中はひどいことになっていると
想像される方もいらっしゃると思いますが・・・
ご本人はまったく症状もなく
歯並びいがい気になることはないとおっしゃっておりました

 

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外から見たときは大きな異変ではないかもしれませんが

 

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よく見ると赤で囲った部分に
ニキビのような出来物があります
ご本人は気づいていらっしゃらなかったようです

 

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レントゲン・CT画像がこちらです
歯根は1本ですが根管は2本に枝分かれしているのが確認できます

 

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根尖病変が前歯4本分に及ぶ状態になってしまっています
電気歯髄診断で
右下の1番のみが神経が死んでいて
その他の歯の神経は生きていることが確認されています

 

原因の歯は強打した可能性が高いのですが
ご本人は10年ほど前に酔ってころんだことがあったが
よく覚えていないとのことでした

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この歯に関しては顕微鏡をもちいて根管治療を行い
根管充填を行いました
左が術前のCT画像
右が術直後のCT画像です

 

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1年6ヶ月後のレントゲンがこちらです

 

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CT画像の比較です

 

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今回の治療は根管内の感染を除去しただけですが
これだけの骨ができるのは人体の回復力に驚かされます

 

早期治療が回復の鍵になります
転んで歯を打った可能性があるときは検診をおすすめいたします


第39回日本歯内療法学会学術大会 福岡


今週末福岡で開催されている日本歯内療法学会学術大会 
参加させていただいております

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様々な学びがあり充実した時間が過ごせました
ご一緒させていただきたい先生方ありがとうございました!!

また
マイクロスコープ使用時の精密根管治療 破折片除去の様子です

根管内に残存した異物は必ずしも除去しなければならないということはありません

ただし精密に根管充填を行う場合,可能な限り除去を行います

かなもり歯科クリニックの根管治療に対する取り組み http://kanamorisika.com/1020end/


細菌検査~ぺリオアナリーズ~


ペリオアナリーズ

インプラントは人工物ですが、
きちんとしたメンテナンスを行わないと、
ご自身の歯と同じように歯周病が進行する可能性があります

また、インプラントの手術を行う前に歯周病治療を行い、
口腔内の環境を整える必要があります
根本的なところから徹底した歯周病予防を行うためには、
患者様一人ひとりの口の中の状態を把握した上で、
予防を行わなければなりません

その為に、当院では「ペリオアナリーズ」を導入しております
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ペリオアナリーズとは、
歯周病に関与している病原菌の種類と比率を検査することができるキットです
歯周ポケット内の唾液を採取するだけの簡単な検査のため、痛みなどはありません

歯周病関連細菌検査を行うことで歯周病リスクを細菌レベルで評価し、
患者様のリスクに合った予防プログラムを作成します

詳しくは、当院スタッフから説明させて頂きますので
気になる方おりましたらお声かけ下さい

歯科助手 鶴見