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歯を抜く前にご相談を ソケットプリザベーション 抜歯窩保存術


品川区北品川の歯医者

かなもり歯科クリニックの歯科医師

金森行泰です

 

ソケットプリザベーション 抜歯窩保存術 とは

 

歯周病や歯根破折などが原因で抜歯を行う場合,抜歯したあと周囲の骨量が減ってしまうことが報告されています

抜歯したあとに,骨移植・メンブレンの設置を行い,骨吸収を最小限にする処置のことをソケットプリザベーション 抜歯窩保存術といいます

 

あらかじめインプラント治療を予定されている患者様には抜歯直後に行う抜歯窩保存術を推奨しています

 

術式は

① 様々な器具及びエルビウムヤグレーザーを用いて徹底的に掻爬を行い感染源を除去

② 抜歯窩周囲歯肉にトンネルを形成し,歯肉弁の圧力を軽減

③ 骨移植を行い,非吸収性メンブレンを留置,精密に縫合を行う

となります

 

これにより骨量を最大限に保存し、インプラント手術をスムーズに行えます

 

 

 

歯が割れてしまって保存が不可能,その部分の治療を

入れ歯ではなくインプラントを選択される場合

抜歯する際もインプラントにあった方法を選ぶことが重要です

 

 

このように割れてしまっている歯の場合,保存は難しく抜歯となります

患者様は抜歯後の治療法をインプラントを選択されました

抜歯窩保存術 ソケットプリザベーションを行います

 

 

骨移植・非吸収性メンブレンを設置,縫合後の写真です

 

 

比較の写真です

抜歯した穴が非常に小さくなっているのがわかると思います

 

このように周りの歯肉・歯槽骨を傷つけないように抜歯

炎症を起こしやすい肉芽組織を丁寧に除去することにより

インプラント治療を安心安全に行うことが可能となります

 

インプラント治療をご希望の場合

抜歯の前にご相談いただけますと幸いです

 


公益社団法人日本口腔インプラント学会 第39回関東・甲信越支部学術大会


2020年2月15,16日 新潟朱鷺メッセにて行われました
公益社団法人日本口腔インプラント学会 第39回関東・甲信越支部学術大会にて

 

ストリップテクニックによる遊離歯肉移植術を併用した1症例
:Visual Analogue Scaleによる術後疼痛評

 

という演題でポスター発表をさせていただきました

 

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術前

 

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術後

 

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発表に際し,快く同意いただけました患者様
本当にありがとうございました

 

さらなる研鑽を積んでいきたいと思っております
ご指導ご鞭撻いただけました諸先生方,当院スタッフに感謝したいと思います
ありがとうございました


日本歯科先端技術研究所 創立30周年記念学術講演会


先日(公社)日本歯科先端技術研究所 創立30周年記念学術講演会ならびに

祝賀会に参加させていただきました

創立30周年記念学術講演会にて

「インプラント周囲のティシュマネージメント」という演題で

講演をさせて頂く機会をいただきました

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講演会では非常に興味深い演題ばかりで

発表だけではなく非常に勉強になりました

また講演後多くのご質問をいただけたのは本当に嬉しく

様々な先生とお知り合いになれたのは貴重な体験でした

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また祝賀会では日本歯科先端技術研究所が非常に歴史ある会であることが

再認識できました

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このような会で講演の機会をいただけたことに深く感謝いたします

理事の先生また関係の諸先生方ありがとうございました!!


前歯部インプラントプロビジョナル(仮歯)


前歯部のインプラントを審美的に仕上げるためには

歯肉を健全に保ち最終上部構造の印象を取る様々な要素・手技が必要になります

その一つにインプラントの最終上部構造の前に入れる

ファイナルプロビジョナル(仮歯)の形態が非常に重要となってきます

明日セットする予定のファイナルプロビジョナルがこれです

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今から非常に楽しみです!!

ひとつの仕事を素晴らしい方々と一緒にできるのは本当に幸せなことです

これからもご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします


インプラントの治療が終わる前にやるべきこと 


インプラント治療が終わる前に
歯周病や周囲の齲蝕処置や根管治療は終わらせておかなかればなりません

なぜなら
インプラント治療が終わったあとに行う,周囲の高度な歯周治療は
せっかくきれいに仕上げたインプラント周囲を荒らすことになりますから
非常に困難になってしまうのです

また隣接した歯牙に重度の齲蝕や根の破折を発見した場合も同様です

今回は
インプラント治療を終了する手前で隣接した銀歯の下に虫歯があったため
ダイレクトボンディングにより修復を行いました

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インプラントはネジ止めタイプ・スクリューリテイン・ダイレクトボンディングで修復です

治療計画は非常に重要ですので
限られた場合を除いて
周囲が安定した状態でインプラント治療を行うことをお勧めいたします


長持ちするインプラントへ FGG 遊離歯肉移植術


インプラント治療をおこなう事になるのは様々な理由があります

・虫歯が深く進行しすぎてしまい抜歯になってしまった
・神経の治療がうまく行かず抜歯になってしまった
・歯周病が悪化してしまい抜歯になってしまった
・ブリッジの土台が不慮の事故で歯が折れて抜歯になってしまった
・もともと歯がなかった

などです

様々な原因で歯を失い,入れ歯,ブリッジ,歯牙移植など様々な選択肢から
患者様のメリット・デメリットを考慮し
インプラント治療を選択し施術を行うということになります

ある一部の条件をのぞいて
歯がなくなるということは周りにあったはずの骨や歯肉もなくなっている
可能性が高いということです

今回はインプラント治療を行った,あるいは行う予定の
まわりの歯肉について簡単にまとめてみました

「インプラント周囲の付着歯肉(非可動粘膜)の必要性」


前歯部のインプラント症例


前歯のインプラントは目立つ場所にあるので

非常に処置に注意が必要です

処置後の口腔内写真です

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この処置の条件は

・歯がなくなってから時間が経過している
・非常に力のかかりやすい場所である
・CT診断により既存骨内へのインプラント埋入ポジションが非常にシビア

上記の理由により

1回目の手術はサージカルステントを使用しインプラント埋入位置を精密に管理
インプラントを支える周囲骨の不足した部位には同時骨移植

2回目の手術時歯肉の移植行い審美的な歯肉のボリュームを回復

最終上部構造は
インプラント周囲炎の原因の一つになるセメント合着は避け
ネジ止めのジルコニア上部構造としました

術前の口腔内写真です

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最終印象

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比較口腔内写真です

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患者様の協力により
禁煙
オフィスホワイトニング・ガムピーリングも行い
自然なお口の中が回復出来たと思います

今後禁煙に関しては
不安定な状態だそうですので・・・
メインテナンスにてフォローアップさせていただきたいと思います

E 様 本当にお疲れ様でした
スタッフ一同全力を上げて
維持安定に努めてまいります!!


抜歯してインプラント・・・ 歯肉弁根尖側移動術


「抜歯してインプラントを行いましょう」と他院にて

ご説明を受けられ他の方法もあるのではと来院された患者様です

神経の抜いてある歯で私が拝見した時には

虫歯が歯肉の中

骨の近くまで進んでおりました

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歯肉の位置を下げる手術(歯肉弁根尖側移動術)をすることで

歯の保存はで可能であると判断し説明させていただきました


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抜歯してインプラントを行う前に

できることがあります

お気軽にご相談ください


食べ物が美味しくなくて・・・


継続して通っていいた歯科医院が閉院して

食事が美味しくなくて相談にいらっしゃった患者様です

入れ歯も使っていらっしゃっておりましたが

なぜか眠るときだけ入れていらっしゃったようです

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可能な限り歯を抜きたいくないとのことで

2回の日帰り手術を受けて頂きましたが

噛み合わせの高さももどり顎の痛みもなくなって

本当に安心いたしました

今後メインテナンスで2ヶ月に1度お待ちしております

東京都品川区 北品川 青物横丁,新馬場,歯周病専門医,インプラント認定医,かなもり歯科クリニック
http://kanamorisika.com  03-3450-6480  メールでのご質問はこちら


東日本大震災3.11を乗り越えて・・・


食べ物が美味しくなくて来院されました患者様です

温かいものを召し上がるとき入れ歯が熱を帯びて

気になって仕方がないとのことでした


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手術も3回乗り越えていただきました

その内の1回はインプラント埋入直前に

東日本大震災に見舞われました

なんとか地震が落ち着いたタイミングで骨造成・埋入・縫合を完了した

印象深い患者様です


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現在インプラント・歯周病 2~3ヶ月のサポーティブセラピーに移行し

奥歯でしっかりかめて食事も美味しくなったとのことで満足いただけてなによりです

あの環境で手術を乗り越えて頂いた精神力 尊敬いたします!!


東京都品川区 北品川 青物横丁,新馬場,歯周病専門医,インプラント認定医,かなもり歯科クリニック
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