予約の変更は低侵襲な治療で「大切な歯」を残す
低侵襲な治療（MI治療）とは？
MI治療の”MI”とは、ミニマムインターベンション（Minimum Intervention）の略で、『最小限の干渉』という意味です。
つまり 低侵襲な治療（MI治療）とは、できる限り歯を削らず歯の寿命を延ばしていく治療方法になります。
従来の虫歯治療では、健康な歯を削りすぎることで歯の寿命を縮めてしまうことが多くありました。
しかし低侵襲な治療では、虫歯の部分だけを最小限（MI)に取り除き、修復していくため、下記のようなメリットがあります。
- 自分の歯を多く残せる
- 痛みや不快感が少ない治療を行える
- 麻酔の量を最小限に減らすことができる
- 治療への抵抗や緊張感が減る
- 削る部分が少ないので治療後の見た目がきれい
虫歯の状態にあわせた的確な処置で低侵襲治療を実現
歯を削る量を最小限に抑えるための取組み
当院では、出来るだけ天然の歯で生活していただくために、患者さまの健康な歯の保存にこだわった低侵襲治療を心がけ様々な取り組みを行っております。
ダイレクトボンディングという必要最小限の範囲のみを削って厳密な接着操作で詰める方法や、MTAセメントを使った直接覆髄という方法で歯の神経もできるだけ残せるような治療法を行っています。
MTA
マイクロスコープを用いた的確な治療
当院では歯科用に特化した高倍率のマイクロスコープを導入しています。マイクロスコープは、肉眼では見ることが不可能な細かい部分を見ることが出来ます。
治療すべき歯の部位を、肉眼で見るより、正確に見極めることができるので、歯を削る範囲を最小限に抑えることができます。
また視野が広がり、詰め物も隙間なくきれいに詰めることが可能となり、隙間から虫歯になるリスクを可能な限り抑えることができます。
口腔内3Dスキャナー（TRIOS）による精密診療
口腔内3Dスキャナーは、口腔内を高解像度でスキャンし、コンピュータで立体的に解析することで、より精度の高い技工物や矯正装置を作製できます。
従来の歯の型取りは、ペースト状の印象材を口の中に入れ、固まるまで待つのが一般的で、おう吐反射のある患者さまには辛い方法でした。
しかし、このスキャナーはお口の中の状態を機械で短時間で読み取ってくれるので苦しさもなく患者さまの負担や不快感を軽減します。
また噛み合わせを取るのにも従来の方法ではおよそ3分程度かかりましたが、口腔内3Dスキャナーでは30秒程度ですませることが可能です。
歯やお口の状態によっては適応できない場合がありますが、なるべく歯を削らない治療をご希望の際には、当院までご相談ください。
患者さまの大切な歯を残すため、当院では以下の治療法を実施しています。
